出不精男の日常と襲撃

日々の出来事を淡々と。

失望の閾値。

信頼を失うことは本当に簡単な事だ。しかも、その失った信頼を再度取り戻すというのは非常に難しく、その上時間がかかる。

人を信じるとか、愛するということは当たり前ではあるが、大事な事だ。こういう話は、学校の授業とかでよく習う。これからの人生を見据えて、人間同士の信頼関係を学ぶのは良いことなんだと思う。

しかし、人間は生きていれば相手からの信頼を失うことはままあるし、逆も然り。

その時、どうしたらいいのかいつも迷う。特に、自分が尊敬していた相手から思いもよらぬ仕打ちを受けた場合、どう対処すればいいのか本当にわからない。この時点で、既に互いの関係には綻びが生じている。また、このケースでとても厄介なのが、「相手はその事に気付いていない」という点である。このままでは、自分の不信感と相手の鈍感さが相互に作用し、気持ちの乖離が出来上がってしまう。こうなってしまえば、後はどんどん疎遠になっていくのを待つのみ。

歳月を重ねる度に、自分がどんどん気難しい人間になっていく気がする。自分ではわかっているつもりだが、歯止めがきかない。その時初めて、心が傷付いていると気が付く。

もう少し相手に対して寛大になりたいと思う。自分さえ信じられなくなってしまう瞬間に遭遇しないために。