出不精男の日常と襲撃

日々の出来事を淡々と。

情景モノトーン。

外の風景に対して驚くことが少なくなったと思う。

年齢を重ねる毎に、色々な風景を眺める回数が増えて目が慣れたからであろうか。それとも車を運転するようになってから、自然が危険だということを理解したからであろうか。

凍える朝に目を擦りながら外を眺めると、一面真っ白の光景に息を飲んだ記憶は何年前だっただろう。もしかすると自分が思っているよりももっと前の記憶かもしれない。

 

慣れることが当たり前になってしまったら、思考が鈍くなっていくのかもしれない。

危険だと理解することは、人を冷静にさせてくれるかもしれないが、それ故に感情を薄れさせてしまうのかもしれない。

 

いずれにしても、天候によって様変わりする外の風景に対して、感情の起伏は振れ幅を狭めてしまっているのは事実のようである。

しかし、それと引き換えに、風景の中に何か懐かしさに似たようなものを感じるようになった気がする。それが具体的に何なのか、何故感じるのかはわからない。そのまま慣れてしまえと投げやりに思う気持ちもあるし、理解したくてもどかしいようにも感じる。両者が混在している不思議な状態。

感情の起伏の次には、何を失い、また何を新しく感じるのだろうか。

冬の景色に問いかけてみても、応えは返って来ない。


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